「ブラックネス」セクション、多彩な陶芸作品による《ドリス様式神殿のためのブラック・ベッセル(黒い器)》(2022–2023)ほか。
什器のローテーブルの天板は鴨居や桁材で、全面的に黒い塗装が施された。かつて建築に使われていたことを示すほぞ穴や加工の跡がいくつも見られる。当初は奥行4,500×長さ1,800mmのものが5脚計画されていたが、途中で向きと配置が変更され、1,800mmの奥行に対して、22,500mmもの長さになった。
引用:シアスター・ゲイツとの奇跡的な協働──連載「山翠舎 時を重ねた古木をめぐる話」第1回