クアトロ・ラガッツィはイタリア語で「4人の少年」という意味で、
戦国時代の末期、日本からローマ教皇庁に派遣され、
イタリアと日本の懸け橋となった少年団たちを指します。

 
イタリアの情熱をお料理とワインに乗せて日本に届けられるよう、この店名がついています。

 
そんなお店のストーリーは、グラフィックデザインや壁画の世界地図にも落とし込まれた内装に。
オーナーイチオシのワインがテーブル席やカウンター席からも除くことができるウォークインセラーも店の中心に設置。

 
古木の梁が店の奥まで続く、居心地の良い隠れ家レストランです。

賑わいある中目黒の商店街を進んでいった奥にあるイタリアンの店、TRATTORIA Quattro Ragazzi(クアトロラガッツィ)。
奥行きのある店内は、まさに隠れ家的な空間です。

 

お店の外から続く古木の梁は、店内のテーブル席からカウンター席までをつなぎます。

 
落ち着きのある本物の木をベースに居心地良い落ち着いた雰囲気を作り出し、

カウンター付台のタイルやオリジナルモチーフのガラスのパーテーション、床のテラコッタルなど、

遊びのある素材も散りばめて、堅苦しくない雰囲気作りをしました。

 

店内入ってすぐの壁には、大航海を想起させる世界地図をアーティストにペイントしてもらい、店名にもあるストーリーをお店の空間にも落とし込みました。

 

イタリアへ渡り修行をした経験もある店主による、手が込んでいて彩り豊なお料理とワインをお楽しみ下さい。

お料理はもちろん最後のドルチェも絶品です!

(デザイン営業部 酒井)

関係者の声


◯物件探し物件が見つかる前から先行してグラフィックデザインを進めていきました。

熱意が天に通じてか、物件もタイムリーに決まりました。うなぎの寝床の様な、奥へと長く続く構造を生かした隠れ家のような店になりました。

 

◯スケルトンもともとクリニックだった物件をコンクリート打ちっぱなしの状態のスケルトン状態にて引き渡されました。

壁面は塗装で仕上げ、構造の柱も衣装的に活かすせっけいにしています。

 
◯店名決めイタリア語で、店主のすきな響きの店名候補を、グラフィックの打ち合わせ時にお客様から聞かせて頂きました。

それぞれの思いも教えて頂いた上で、一番しっくりきたものが「クアトロ・ラガッツィ」という、天正少年使節をモチーフとした小説のタイトルとしても使われる言葉。

戦国時代に志を持ってイタリアへと向かうその挑戦心やワクワク間を、お店の名前にも取り入れました。

言葉の響きを大切にする店主の感覚は、ロゴにも反映されています。

エンブレム、4つの色とモチーフ、全てに意味を込めています。

 
◯ランチありランチ営業も有り!

詳細は公式情報をご確認下さい。

https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13216455/

 

◯グラフィックデザイン ライツデザイン担当

 
◯エイジング塗装壁面には、店名ともリンクする大航海を連想させる世界地図を描きました。